ガソリン・灯油のサヤ取りを解説。商品先物の主力銘柄であるガソリンや灯油のサヤ転換、相関係数の求め方、内部要因分析から鞘取りの方法を考えます

ガソリン灯油の相関係数の求め方

サヤ取りについて調べていると、相関係数という言葉によく出会います。
この相関係数というのは何なのでしょうか?
相関係数とは、類似性の度合いをはかる尺度のようなものです。
相関係数の範囲は、1〜−1で、1であればまったく同じ動きをしている、−1ならまったく逆の動きをしている意味をもつ。
0だと類似性がまったくないと解釈されます。

相関係数は1に近すぎてもいけません。たとえば、相関係数が0.95というのは、あまりにも似通った動きをするので、サヤ自体が発生しにくく、サヤ取りの銘柄として適さないからです。
ほどよく似通った動きをする銘柄がいいですね。
そんな理由で、相関係数は0.8〜0.95、あるいは0.7〜0.95あたりであるのが望ましいとされています。
このあたりは、人によりけりなので、こだわってもしょうがないでしょう。

Excelでの相関係数の求め方

エクセルを使って銘柄ごとの相関係数を求めてみましょう。エクセルは小回りがきくので使いやすいです。データが多くなってくると処理速度が重くなってくるのが難点ですけど。

CORREL(▲,■)

▲■:配列またはセルの範囲を指定

これで相関係数がでます。
相関係数は、共分散を▲、■の各標準偏差の積で割ったものなので、
COVER(▲,■)/(STDEVP(▲)*STDEVP(■))
という計算式でも求められます。