ガソリン・灯油のサヤ取りを解説。商品先物の主力銘柄であるガソリンや灯油のサヤ転換、相関係数の求め方、内部要因分析から鞘取りの方法を考えます

サヤ天底の中間でサヤ転換するか?

下の図を見ると、なんだか規則性めいたものを感じないでしょうか?


サヤ転換からサヤ転換の半分の日柄がたったとき、ちょうどダブルトップの中央だったという年がありました。2005年〜2006年にかけてです。しかし、視点を変えれば、「縮小に向かうのが早すぎる、もう一波乱あるのでは?」 などという推測も働きます。


はい、1日2日のずれはあるでしょうが、検証結果です。
サヤ転換からのサヤ転換までの期間の半分。それがサヤの最大・最小になる期間となるかというと、そうではありませんでした。しかし、判断材料のひとつとして使えそうです。サヤの拡大が最大になっているという意味での天井「圏」、最小になっているという意味での底値「圏」には入っているでしょう。

さて、実はこの検証結果にかぎっては、そっくりそのまま実際の売買では使えません。未来の値を使っているからです。サヤ転換(サヤ0を跨ぐ)の日をふたつそろえて、その期間を2で割ることで、中間となる日を求めています。サヤ転換からサヤ転換のあいだに、最大・最小になる日があるので、一方のサヤ転換の日は未来の日付になってしまいます。

しかし、過去の検証結果から見ても、あなどれない結果が出ています。
最大・最小となる月が12月や6月にかたよっていることから、見当をつけることができるのではないでしょうか?
ガソリンや灯油には、それぞれ6つの限月があります。ということは、判断材料となる値動きが12個もあるわけです。原油や原油とのサヤをも加えると、さらに増えます。
(先立つものは価格データなので、価格データの取得できる取引先に口座を開く必要があるわけですが)