ガソリン・灯油のサヤ取りを解説。商品先物の主力銘柄であるガソリンや灯油のサヤ転換、相関係数の求め方、内部要因分析から鞘取りの方法を考えます

サヤ取りでもっと儲ける

ガソリン・灯油の鞘取りでは、サヤ幅がゼロになったところ、つまりサヤ転換したところで仕掛けるのがよさそうてです。これは前回に述べました。今度は、もっと利益を上げられないか考えてみましょう。

サヤの拡大・縮小の周期が一定してることを多いに利用します。
その前に、ちょっと確認を。過去のサヤ幅の最大・最小はどれくらいだったのか検証してみます。



2002年〜2007年のサヤの動きを眺めていると、縮小は最大でおよそ、これくらいになる、最大ならこれくらい、という範囲が分かりそうです。だいたい3000円が目安になりそうですね。近年では、ガソリン価格の上昇もあって、サヤ幅も拡大して、最大では5000円を超えることも珍しくなくなってきました。

でも、サヤ幅3000円や5000円となると、天井や底を当てているのと似たようなものですから、もっと余裕をもって考えて、2000円幅のところに着目してみましょう。



ガソリン・灯油の倍率50倍で計算して、2000円幅というのは、10万円に相当します。1枚あたり10万円なら、10枚で100万円。拡大と縮小を鞘取りでとれたとすると、4000円幅ですから、1枚あたり20万円。10枚で200万円……。
サヤ転換(サヤ0)のところで仕掛けるより、多くの利益を手にできることになります。
なかなか分析のしがいがありそうですね。なんとか、天井や底がいつごろになるか分からないものでしょうか? 日柄観測法を使ってみましょう。